「顔赤いよ?」 クッっと口をあげて笑う彼 その顔をみて また一段と 顔が火照ってゆく なにも言えない私に. 私にしか聞こえない 小さな声で 大丈夫だよ。 と私の頭をぽんぽんっと なでながら言い 自分の席にすわった。