彼氏がいる
ゆき と けいちゃん は
教室でお留守番
わたしたちは
5人で5組に向かった
「ほんとに知らないひとばっかり」
「男子多いし怖いね(笑)」
「威圧感がやばい(笑)」
前で楽しそうにはしゃぐ3人を
はるちゃんと2人で後ろから見てた
「はるちゃんどの人?」
5組の入り口で
かおるが振り返る
「わかんないよー友だちに聞いただけだもん」
「えー」
「誰か5組の人にノエクン呼んでもらおうよ」
そう言って
入り口から出てきた男の子に
りこが声をかけた
「いきなりごめんねーノエクンっている?」
「いるよ」
「呼んできてもらってもいい?」
りこがそう言うと
男の子は教室の中に
戻っていった
「ノエクン連れてきた」
「ありがとう〜ごめんね!」
「いーよ、ばいばい」
男の子が連れてきた
ノエクン は
背が高くて
細くて
髪型がイケイケで
『受験のときのひとだー』
あの つめたい目をした
コンビニのおにぎりの子だった

