一番の親友の美月。

美月と私は良く似ていた。性格は似ている様で正反対だったけど、背格好が同じで共通点は「二人とも変わっている」という所。


趣味も違っていたけどお互い何か、同じ匂いがすると感じていたのかも知れない。
出会ってからは同じ物に興味を持ち、常に一緒に行動した。
お互い人と群れるのは苦手なはずなのに二人は苦じゃなかった。
空気や水の様な存在。心地よいもの。