「小雪ーおめでとう!」



わあっと雪姉の友達が、2人を囲んでカメラを向けた。



あたしは輪に入れず、1人蚊帳の外にいた。



急に孤独感に襲われる。



秋高…



あたしは、いつも隣にいる秋高を思った。