幼なじみ〜春夏秋冬〜

今までの夏兄への気持ちは、雪姉と同じ「好き」だと気づいた。





だって、こんなドキドキはなかった。





憎たらしい幼なじみが、愛しい人に変わった日。



だけど、それを意識しすぎて。



あたしは秋高に突っかかるようになってしまった。



憎まれ口を叩いてばかり。





それから。



まもなく新しい恋が生まれようとしていた。