幼なじみ〜春夏秋冬〜

「小春はケガなかったよな?大丈夫だよな?」



あたしは力強く頷いた。



「じゃあ、良かった」



満面の笑みを見せてあたしの頭をくしゃくしゃ撫でる秋高。





この時の笑顔に。



頭を撫でてくれた小さな手に。




あたしは今までにないトキメキを覚えた。