甲高い声に、あたしたちは慌てて振り向いた。





顔を真っ赤にした保健室の先生が仁王立ちになっていた。



「いちゃつく元気があるなら今すぐ出て行きなさい!!」



「はいいいいっ!!」



あたしと秋高はベッドから跳ね起きて、保健室を飛び出した。