幼なじみ〜春夏秋冬〜

「6つも年上なんだからかなう訳ないのに、気づいたらすげー競争意識持っててさ」



秋高はそう言いながら向かいのベッドに腰を降ろした。



「親にも『夏は出来てたのに』とか『夏が出来たんだから秋も出来る』とかいつも比べられてて、お前らも何かあると夏兄を頼ってさ。何か、オレって誰にも必要とされてないって思うようになってたんだな」



初めて聞く秋高の言葉に、あたしは胸が痛くなった。