幼なじみ〜春夏秋冬〜

「小春…お前…」



この時、秋高はあたしが夏兄のことを好きで泣いたと誤解をした。



あたしの涙の本当の理由を知らない。



「泣くなよ…」



そう言って、秋高はあたしの頭を優しく撫でてくれた。