幼なじみ〜春夏秋冬〜

ポツリと秋高が言った。



あたしは、身を堅くした。



−違うよね…



あたしは祈るような気持ちでいた。



「キレイだったんだろうなあ…」



そう言った秋高の目から。



涙が一粒こぼれ落ちた。