「か…関係ないって、あたしにとって秋高は弟みたいなものだし、幼なじみとして−」



「余計なお世話だよ!」



ビクッと雪姉が体を震わせた。



「いつまでもあたしたちのこと子供扱いしないでよ!あたしも秋高も、もう子供じゃない!何をしようと雪姉に関係ない!」



あたしはそう言い放つと、玄関を飛び出した。