学校からの帰り道。



あたしと秋高は、駅までの道をゆっくりと歩いていた。



ロマンチックに2人の時間を過ごしていたわけでもなく、何かを語っていたわけでもない。



秋高が新しく購入したゲームをやりながら歩いているから、のんびり歩くしかないだけ。



それでいて、あたしが先に行こうとすると引き止める。



勝手なヤツ!