歩はあることに気がついた。
犯人からふっと香ってくる香水か何かの匂いが、あの手紙と同じ匂いだったのである。
え――――――、
まさかこの犯人、あのストーカーなんじゃ……。
歩をより一層、恐怖感が襲う。
犯人の指は歩のお尻の敏感なところを触り始めた。
「…っあ………」
ドクン――――――。
身体をゾクゾクとするような寒気が襲い、大きく心臓が動いた。
歩の頭の中に嫌な記憶が目まぐるしく、頭をよぎる。
またアノ記憶が歩にのしかかる。
触られている寒気と、嫌な記憶で起こった動悸が歩の身体を襲う。
メニュー