個室に入り込み、しばらくケータイでもいじって時間を潰そうと考えた。 だがケータイはあのトモヤの前の席に置き忘れて来たことを思い出す。 「最悪…………」 鞄を持ち込んだわけでもないので、化粧直しという案も却下だ。 歩は仕方なく、用をたし、あの席に戻った。 それからしばらく、年上とは思えない中身のないトモヤの話を聞かされ、終わりの時間を向かえた。 お開きとなり、割り勘で会計を済まし、店を出る。 絢乃はコウダイと、胡桃はハルキと意気投合したらしく、解散してからもまたどこかに行くらしい。