「歩ちゃん、それって本当に彼氏から貰ったモノなの?」 はぁ?! コイツは一体何を言い出すんだ。 歩は何も言わないでトモヤを見た。 「俺の知り合いでさ、彼氏いる気取りしてわざと左手薬指に指輪をつけてることかいるからさ。」 「その人と一緒にしないでもらえますか?」 さすがに気が優しい歩でもイラつく。 「おっと、そんなに怒らないでよ、」 そんなこと言われても、トモヤが話しかければ、話しかけてくるほどイライラする。 「ちょっとトイレに行ってきます」 歩は嫌になってトイレに逃げ込んだ。