「私は付き合ってる彼氏がいました。彼には私がやってきた悪いこと、ずっと隠していました。でも私の退学でバレて、『最悪だな』って言われてフラれました。」
歩と先生は真剣に聞いた。
そんな時、頼んだ料理が運ばれてきた。
話が話だけに、この3人のいる空間は空気が重い。
「料理が来たことだし、食べながら話そうか」
と呟いた。
3人はそれぞれ頼んだ料理に手をつけ始めた。
真山は料理を食べ始めて、改めて話を開始した。
「彼氏にフラレた他にも、親にも見離されました。うちの親って保守的な方で『学生は勉強だ!』って感じのタイプで……退学になった私を見捨てました。
私、自分は何も悪くないなんて思って、親を無視して、毎日遊び歩いてたんです。そんな時、親が交通事故にあって亡くなったんです。お母さんも、お父さんも同じ車に乗ってて同時に………。」
歩は食べている料理が何だか味を感じないくらい気が重く感じた。


