2人は見つめ合って嬉しそうに微笑んだ。



そして軽いキスをした。


「寒いからもう一度…………」


そう言って歩から先生に深くて甘いキスをする。


熱い体温が伝わる───……。




しばらくキスに没頭してからもう一度抱き合った。



「歩、愛してるよ」


「………もう一度言って?」



「愛してる」


「もう一度…………」


「歩は甘えん坊だな。これで最後だからな?」



先生は体温が伝わるくらいの距離で歩の耳元に囁いた。


「歩、愛してるよ………」


歩も先生の耳元に「あたしも」と囁いた。





───fin───