「ねぇ、まだ?」 「まだ 視界が暗いと不安になる。 しかも見知らぬ土地なら尚更だ。 何がしたいのかな───……。 どこに連れて行きたいのかな───……。 そう思っているうちに、 「はい、到着。あ、でもアイマスクはまだ外さないでな」 と言われ、先生にサポートされながら車を降り、たどたどしい足で歩いた。 高いところなのか、さっきより空気が冷たい。 疑心暗鬼はさらに深まる。 「はい。もうアイマスク外しちゃって良いよ」 と言われ、先生が歩が付けているアイマスクを外す。