「保証はないけど、親父たちなら多分大丈夫だ。それに過去のことで反対とかされても分かってもらえるまで説得すればいい。」 その一言で何だか安らぐ。 「先生は何でもお見通しなんだね……」 「当たり前だろ?」 先生が笑う。 歩の目から涙が零れた。 「また泣く………どこからそんなに涙が出てくるんだ?」 先生は苦笑しながら歩にティッシュを渡した。 「ありがと」 歩はティッシュを一枚取り、へらへら笑いながら涙を拭き取り、鼻をかんだ。