「乾杯!」
二人は料理をすべて準備したあと、飲み物を注いだグラスをカチンッと合わせた。
歩は炭酸ジュースで先生はワインだ。
「改めまして。歩、メリークリスマス」
先生は鞄の中から綺麗にラッピングされた箱を取り出した。
「え………さっきの花束がプレゼントじゃなかったの?」
「あれもだけどこっちが本命。あれはサプライズ用」
歩はえへへっと笑い、
「二つも貰っちゃっていいのかなぁ。ありがとう。あ、あたしからも先生にあるんだ。ちょっと待ってて。」
歩は別の部屋に取りに行く。
「はい、先生。いつもありがとう」
歩も先生に綺麗にラッピングされた箱を渡す。
「ありがとな」
「うん。せっかくだしさ一緒に開けようよ。」
「そーだな」
二人はそう言って笑い合いながら封を切った。


