「それいいね。お揃いにするなら、そういうやつの方がいいかも」 と先生が笑う。 歩は『うん』と微笑みながら大きく頷いた。 そのシルバーリングは何個か種類があった。 散りばめられたモノトーンの色が選べるみたいだ。 先生は青色のタイプ、歩は赤色のタイプのを選んだ。 お互いの名前を彫ってもらうように頼んだ。 「彫るのに少々お時間がかかります。お時間がお許しにならない場合は郵送、または、別日にお受け取りできますが、どういたしますか?」