「うわ、今の一瞬フラレたかと思った。すげぇ、内心焦ったもんな。マジで俺と住んでくれるの?」
歩は何も言わないでコクンと頷いた。
「そっか」
先生は優しく笑って頭を撫でてくれた。
「やっぱり一人は怖いもん………。慣れてるはずなんだけど、やっぱり不安なの。先生の傍にずっといたい………」
すると先生が歩を抱き締める。
「わかってるよ。ずっと傍にいる。俺がずっと歩を守るから」
大好きな先生の匂いに包まれる。
先生の温もりも鼓動も伝わってくる。
「あたしも………あたしも先生の傍にいたい。先生を守れるか分かんないけど、先生が苦しいときとか、大変なとき、傍にいて支えていたい―――。」
歩は先生の背中に腕を回し、胸に顔を埋めた。


