「………寒っ」 夜景が綺麗に見える丘に着き、車を降りると冷たい空気が肌を刺した。 さっきのショッピングモールも寒かったが、さっきの場所より高台にあるため、気温もぐっと下がったのだろう。 すると首もとにふわりと温もりが伝わってきた。 「これ使いな」 と先生がさっきまで巻いていたマフラーを歩の首にふわりと巻いた。 「え、でも………」 「俺、タートルネックだから。念のためにマフラー巻いてただけだし。」 先生が笑う。 「ありがと」 ポカポカして大好きな先生の匂いがふわりと香る。