「言われたんなら話が早いじゃない。一緒に住んであげることが一番の彼氏へのプレゼントじゃない?」


「悩んでないで一緒に住みたいって返事しちゃいなよ~。」


歩はそう言われると心強く感じて、


「そうだね」


と頷いた。


この二人はさっきみたいに色々茶化して歩をいじってくるけど、いつも支えになったり、相談に乗ってくれるから大好きだ。



「じゃあ………今度の休みにデートの約束して、その時に返事しようなか?」」


歩は少しだけにやけながら微笑んだ。