「ったく歩ったら堅いわね~」
と胡桃が呟きながら歩の耳元に
「激しかった?それとも優しかった?」
と囁く。
聞かれた質問のせいで、やけに胡桃の息の熱が過敏に感じる。
自分の顔が真っ赤に染め上がってるのが鏡を見ずとも分かる。
「な、何でそんなこと聞くの?!」
「え~?大人の恋愛っての知りたいもの。つまり好奇心……みたいな?」
テヘッとかわい子ぶって笑って見せる。
「テヘッって!!あたしの恋愛をモデルにしないでもらえる?!」
「何で~?まだうちらって10代じゃん?大人の男の恋愛事情とか知りたい年頃なんだよ~。友達にサンプルがいるとさ、女性のお悩みサイトとかで質問しなくてもいいじゃない?」
「サンプルって言うな!!っていうかあたしのことより二人はハルキさんたちとはどうなのよ?」


