絢乃が唇を尖らせる。
「だって怖いんだもん………。」
それは誰だって一度は感じるであろうセックスへの恐怖……。
女の子の初めては痛い。
女の子は妊娠する可能性だってある。
裸になるなんて恥ずかしい。
歩も怖かった。
「でも………あたしは先生を信じたら頑張れたよ。」
歩は絢乃の手を掴み言った。
「あたしも怖かった……。トラウマもあるし、女の子特有の恐怖心も重なって、すごく怖かった……。でも先生の心の底から思ったら大丈夫だった。
だから絢乃も……好きな人のこと信じれば大丈夫だよ、きっと。」
歩は言い終わると、自分の言っていることが無性に恥ずかしくなって顔を赤くした。


