歩は少し、顔を赤らめて、笑ってごまかした。
「笑ってごまかすなんて、やっぱり………。突然、歩ちゃんから“今日はお泊まりするから帰りません”なんてメール来るから、私舞い上がっちゃったわよ」
と店長はノリノリで言う。
店長も鷹宮先生のように、教師×生徒の恋に興味津々なのだろう。
「ほら、店長!仕事中なんでしょ?サボってちゃダメですよ!!」
歩は逃げたくてそう言うと、
「…………。そうね、」
と店長は唇を尖らせて『もっと聞きたかったのにな』とぶつぶつ呟きながら仕事に向かった。
歩は苦笑しながら、ため息をついて、自分の部屋に向かった。


