その後は久々に保健室でコーヒーを飲みながらお喋りをした。
さっきまで重い話ばかりしていたので、ここではいっぱい楽しい話をした。
時間が流れるのが早く感じた。
高校生の頃に戻れたような感じがして楽しかった。
外は日が暮れ始め、暗くなってきていた。
そろそろ校内から出ないといけない時間帯だ。
ふたりは腰を上げ、校舎を出て、駐車場に停めてある車に乗り込む。
「ああ~楽しかった。何か来てよかったかも。」
「楽しんでくれてよかった。また今度連れて行ってあげるよ。」
「わぁーい!でも鷹宮先生以外の他の先生にバレるのは何か恥ずかしいな。鷹宮先生にバレたのは迂闊だったし、」
と歩が苦笑すると、
「いや、恥ずかしいのは一番俺の方だって」
と苦笑した。
「そうかもね」
鷹宮先生のあの食い付き様を見ると、相当、先生に目をつけてくるはずだ。
歩は一瞬、先生を気の毒に思った。


