「何だよ、いきなり………」
先生が驚いたように呟く。
「先生だって………いつもキスいきなりじゃん。あたしだって、」
と歩は呟き、先生の唇に軽く唇を寄せた。
歩からのキスは初めてだった。
「先生、ありがとう。怒らせてゴメンね………?」
「これからは気を付けろよ?次からは怒るからな?」
「うん………、」
歩は涙を静かに流しながら先生を見つめた。
「もういいから、その涙の訴え、マジ勘弁。歩、可愛すぎ。襲っちゃいたくなるから止めてくれませんか?」
「変態………、」
と歩は涙を拭いながら笑い、もう一度先生の唇に唇を重ねた。
「そうだよ、俺は変態だよ。でも歩からキスして来といて、今は変態呼ばわりされたくないかな?」
と先生は開き直ったように呟き、笑って、歩から始めてきたキスに没頭した。


