これまで冷静を保ってきた先生でもさすがに怒りが頂点に達したようだ。
先生が舌打ちを打つ。
「………テメェ、言いたい放題言いやがって。俺のことをバカにするのは構わないが、歩のことについて好き放題言わせねぇ!
大体テメェに歩の何が分かるって言うんだよ!!テメェより歩について俺はよく知ってるし分かってる。歩はテメェが思ってるような軽い女じゃねぇ!!」
トモヤはビクッとしたように怯む。
『何、なんだよ………』
「何、じゃねぇだろ?分からねぇヤツだな。歩がテメェからのメールとか着信に困ってるんだよ。止めろ。歩のアドレス今すぐ消せ。履歴もだ。」
低い声で冷たく言い放つ。


