先生はまた歩の頭を撫でる。
そして先生は歩の脚の間に身体を滑り込ませ、歩の指に自分の指を絡ませ、手を繋いだ。
歩を少しでも安心させるためだろう。
そしてゆっくり歩の中に入り込む。
「――――っ」
歩が顔を歪ませる。
絡めた指にも力が入っていることが分かる。
「痛い?」
そう聞くと歩は、
「だい、じょうぶ………」
と笑った。
いかにも苦しそうで我慢していることが見え見えだ。
「痛いなら止める?また他の機会に延ばしてもいいんだよ?」
と言うと歩は首を横に振った。
「嫌だ……!ここまで来て止めたくない!せん……功さん、お願い。続けて………?あたしは大丈夫だから、」
「分かった。辛かったらすぐ言えよ?」
歩は頷いて唇を噛み締めた。


