一人暮らしする場所は高校の近くのマンション。 高校行くのに便利だしね! ブーブー− あ、電話だ。 「もしもし?」 『もしもし?…じゃないわよ!つぼみは馬鹿?』 受話器から聞こえてくる佐知葉の呆れた声。 「なにが?」 『一人暮らしするんでしょ?!』 「うん、そうだけど…」 『なんで?!せっかく居候という感じで高瀬君と一緒にいられ……なんかあったでしょ?』 そういえば佐知葉に話してなかったな… 優斗君との事。 「あのね−」