フフ♪


「うわ、つぼみ怖っ!」



「怖ってひどっ!」


「だって朝からニヤけてるし…なんかあった?その優斗君と」



「うん」


そうなんです!


今日の朝の話しなんだけどね。













ピピピピ−


「何時!まだ、5時か」


5時!

優斗君。



いそいで階段を下りるとまだ優斗君の姿は見えなかった。


まだ起きてない?



「つぼみ、どうしたの?」

「お母さん、優斗君は?」

「高瀬君ならまだ起きてないと思うけど…起こしてきてくれるかしら?」



「うん!」