二つに一つ? ふざけないで… 選べるわけないじゃない。 写真を記者に売られてしまったら昇君に… 迷惑をかけてしまう。 私のせいで… そんなのもう嫌なの… 「いいわ…。三日待ってあげる。それまでに決めといてね」 そう言って、席を立ってお金だけ置いてその場を後にしたマヒロ。 三日で選ぶなんてムリに決まってる。 マヒロは分かってる。 私がこの選択を選べないという事を……