「おいしい!つぼみちゃんは毎日おいしいご飯食べられて羨ましいな〜」
「そうかな?」
「うん。とってもおいしいと思うよ?俺の母さんさ、料理できなくて」
そう言って苦笑いする優斗君。
お母さんは優斗君の言葉が嬉しかったのかご機嫌。
「高瀬君。おかわりいっぱいあるわよ〜!…おいしいなんてつぼみはあんまり言ってくれないから」
「そんな事ないよ。おいしい!」
笑顔で言ってやった。
「え〜、うそくさ。顔引き攣ってるし」
「フフ」
「あぁ、優斗君笑ったね?」
「笑ってないよ?」
「うそだ」
「「「プッ、フフ」」」
それから、三人で笑いながらご飯を食べた。
