「ヤッてないんだ〜。フーン!」
「そういう夢華はどうなの?」
「私は昨日ヤッた」
「…えぇ!」
咄嗟に夢華に口を抑えられた。
忘れてた。
卒業式の真っ最中だった。
周りの保護者の人だけでなく、体育館にいるみんなが私を見ている。
ちょうど話しと話しの間に大きな声を出したからみんなに聞こえちゃった。
あ!優斗君だ…
こっち見て固まってる。
うぅ。恥ずかしい…
それから校長が仕切り直して、無事?卒業式が終わりましたとさ…
「つぼみ〜、元気だしてよ」
「…うん」
あのあとも恥ずかしくて顔も上げられなかった。
