「い、居候って…うちに優斗君が?」
「「うん」」
二人揃って頷いてる。
「なんで?!」
「言ったでしょ?高瀬君の家ここから遠くてね、仕事の移動が大変なの。事務所でマンションを貸してあげられるんだけど、そしたらそれで家事とか大変でしょ?だったらうちに居候しちゃいなさい!ってなったわけよ〜」
「…」
「あ、つぼみちゃん。いきなりでごめんね。嫌だよね?」
顔を傾げて申し訳ないような顔を向けてくる優斗君。
「嫌じゃ、ないよ?」
「ほんと?よかった〜」
優斗君の嬉しいそうな顔…可愛い。
あ…二つ上の人に可愛いは失礼だよね!
