「お父さん…私」 「夢華は、いい友達を持ったな」 え… いい友達って…私!? 「私は夢華の気持ちを信じてなかった。ただ芸能人だから聖夜を好きなんだろ?って思ってたよ」 そう思ってたんだ… けどねと言って私に視線が向けられた。 え…私?! 「この子が、輝いてみえるって言ってるのを聞いて、夢華の様子を思い出していたんだよ。そしたら浮かんでくるのは、夢華の笑顔だけでね。その笑顔は輝いてたんだ」 夢華の笑顔は元気をくれる。 輝いてないと、その笑顔以上にいい笑顔はないんだよ。