目から涙が溢れだす。 「私は高瀬優斗を信じてる!って。それから私が高瀬優斗の彼女だ!って」 そう言った直後何かに体が包まれた。 優斗君… 優斗君の甘い香。 大好き… 体を離して向かいあった。 「ありがとう。信じてくれて」 そこには優しいいつもの優斗君の笑顔。 私の涙を拭ってくれる大きな手。 「優斗君…」 そのまま唇を重ね合わせた。 優斗君との初めてのキスは涙の味がした。