後ろから弘貴の声が聞こえて、起きて隣に天井がいたというプチサプライズの反応を見てやろうと後ろの席を覗き込んだ。


俺は座席の上から覗き込んで、すぐに覗き込むのを止めた。


見てはいけないものを見てしまった。


まさか…いや…覗いてごめんなさい。


…弘貴が寝ている天井にキスをしていた。


見なかった事にしよう!それが良い!


ミルクティーを飲んで落ち着く。


「穂高」

「ハイっ!」


高野…起きてた?