【完結】君が教えてくれたコト



「何でこんな所…うっ」


ものすごい吐き気がする…。

俺は川沿いにしゃがみこんだ。


「気持ち悪いんでしょ?吐きな」

「え…いや……川が汚れる…

「流れるからそんな事気にしなくていいの!」

「……じゃあ…高野向こう行っててよ…これ以上カッコ悪い所見せたくない…」

「これ以上って…カッコ悪い所見せられた記憶ないけど?それに…私のカッコ悪い所見られたから仕返し」


高野はそう言うと俺の背中をさすった。


「やめっ…それマジ無理…ウプッ…」


あー…高野の前で思い切り吐いてしまった。




「……うぅ…もう何も出ない…けど…気持ち悪い…」

「横になりなよ…私の膝使っていいから」


なんと、高野の膝枕…嬉しいけど…嬉しいけど…通常の状態の時にしてもらいたかった…。

ま…通常の状態の時にはしてもらえないけど。

でもあのめちゃくちゃ綺麗な長い脚に頭を乗せられるなんて…このまま時間が止まればいいのに。