【完結】君が教えてくれたコト



キャンプ場まであと少し。


「…イッ」

「高野?どうした?」

「……なんでもない」


高野はそう言うけど今、石につまづいて足捻ったの見えたんですけど…

案の定、高野は少しびっこを引いて歩いていた。


「高野、一回止まって」

「何で?なんでもないって言ってるでしょ?」

「なんでもなくないだろ!」


俺は高野の腕を掴んで高野を止めた。


「なんでもないって言ったらなんでもないの!」


高野はそう言い張るけど今回は負けない。

やけになって俺は高野を所謂お姫様抱っこで持ち上げた。


「ちょっ!馬鹿穂高!降ろしてッ!」


勿論、高野は暴れた。


「暴れると落とすから!」


わざと落とそうとすると高野は俺の首に抱き着いた。


「最初から大人しく言うこと聞けって」

「…馬鹿…最低…」


何言われてもいいや…俺は高野を近くにあった岩に座らせた。


「ごめん…足触るよ?」

「…」


先ほど捻ったであろう右足の靴と靴下を脱がせる。

高野の足…相変わらず綺麗…ってそんな事考えちゃ駄目だ!