【完結】君が教えてくれたコト



う…結構…いや、かなり歩いた。


向日葵が咲いている場所はキャンプ場の近くでほぼゴール手前。


本来なら昼休憩を挟む所を休みなしで歩いた。


「穂高?ペース落ちてきたんじゃない?」

「そんな事ないって…ゼェゼェ…高野は…いくら荷物軽いって言っても平気?」

「…全然平気」


高野の心配をすると高野はそう言ってプイッと顔を背けた。

なんか俺だけバテててカッコ悪い…。

ペットボトルのスポーツドリンクを飲んで前方を眺めると、なんだか黄色い物が一面に広がってるのが見える。


「高野…もしかしてあれって」

「あ、もうすぐ…ほら、穂高あと一息」


まさか…高野に声を掛けてもらうなんて…弘貴みたいに男らしい所見せたかったな…。