「…結花ちゃん?弘貴何だって?」 「ち…ちよ子…どうしよ……」 「結花ちゃん!?」 まだ何があったとか確信はないのに…涙が溢れて止まらなかった。 「穂高に…ふうぅっ…何かあったかも…」 「え……ウソ…弘貴がそう言ったの?」 「…槇野…喋れないくらい泣いてて…駅前の大学病院にいるって…」 「………結花ちゃん…とにかく行こう?立てる?」 いつもは頼りない甘えん坊のちよ子がこの時はしっかりしていて、タクシーを拾って私を病院まで連れていってくれた。