愛する人と天使たちへ〜実話〜

壱クンに電話をした




『ごめんね…赤ちゃんまた
ダメ…だった』




電話の向こうで壱クンも泣い
ているのがわかる




私は、入院と手術の説明を
聞くために再度、待合室に
戻された



幸せそうな空間で一人
悲しみに耐えながら自分の
名前を呼ばれるのを待った




これはないよ…




こんな中で待たされたら
正直つら…い



必死で涙をこらえた


涙がこぼれる前に拭く
何度も何度も繰り返した


バレないように必死だった