Beato sorriso



その時。




ドンッ!




角を曲がった瞬間、何かにぶつかってその場に尻持ちをついた。




…何このベタな展開。




とか思いながら顔を上げるとそこには―――……




「ごめんね、大丈夫?」




これまたベタなセリフを吐いた男が一人、両膝を曲げてかがんだ姿勢であたしに手を差し伸べてる。




「………」




あたしは差し出されてる手を見つめる。