女子高生物語〜ライオンなキミと猫なわたし〜





着いたところは病院だった







迎えにいったママは綺麗な青白い顔でベッドで眠っていた





ベッドの横にはおばあちゃんとおじいちゃんもいた




あたしは一目散にベッドに駆け寄った


「ママ!起きて!帰ろーよ!」




でも起きてはくれなかった





「ママ!起きてよ~マ~マ~!」





あたし以外のみんなは泣いている





「……美月。」





パパがあたしの目線に合わせてしゃがんだ