燐「陸ー♪
て、その怪我!!」
燐も心配そうに叫ぶ。
「ああ、鉄パイプで殴られた」
いちいち説明めんどっちぃな。
燐「……どこに!?」
「―――桜木」
あたしがそう言うと「――――潰してやる……」と呟く。
「もう潰してるから」
ボソッと呟き、顔を伏せた。
頭がガンガンする。
「……じゃあ文化祭は執事喫茶でいいなー?
メンバーは青村、……指原」
何が?
「何の話?」
ムクッと起き上がる。
燐「文化祭だよ」
文化祭ぶんかさいブンカサイ?
もうそんな時期?
あたしが伏せてるときに結構決まったみたいだった。
何勝手に決めてんだよ。
起こせよ。
……まあ寝てるあたしが悪いんだけど。