キミとオレ。



……ゾワッ


急に寒気がする。
なんだろう。

何かあった?



「あたしの勘って結構当たるから怖いんだよな……」

もしかして……。


「優子チャン、無事かな」

気づけばあたしは家を飛び出していた。



ピンポーン


「……グズッ、ハイ?」

鼻を啜る音。


「優子チャン、どこですか?」



「娘は……。
”桜木”に連れてかれて……」


桜木ッ!?


―――ヴォン


勢いよく飛ばし、桜木の倉庫に向かう。

もうちょっとの辛抱だ、優子チャン――――……!