「無理」

当たり前。
生意気言いやがって。

この紅龍が入るわけねえだろ。
……とは口が裂けても言えない。


燐「えー、入ろうよぉ」

上目遣い+甘い声で囁く。
かわいすぎっ。


「ダーメ♪」

ニィ、と笑ってやった。
これ以上しつこかったら殴る。
そう心の中で呟く。

―――して、殺気を丸出しにした。
(5%ぐらい)

その瞬間、みんなビクッと震える。

「あれ、震えちゃってんの?カワイーね♪」

ケラケラ笑いながら、バカにする。